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【強みが見つからない人へ】凡人のための強み発見法

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転職活動では必ず、あなたの「強み」について聞かれます。

でもこの質問に困っている方もかなりいるのではないでしょうか?

自分の強みなんてわからない!
自慢できる実績も特別な才能もない凡人だし…。

この気持ち、とってもよくわかります。私も転職活動中、自分の「強み」を見つけるために苦労しました。

みんなと同じ仕事をそれなりのレベルで、無難にこなしてきただけだった私にとって、胸を張って「これが私の強みです!」なんてアピールできることなんてないと思っていたからです。

とは言え内定をもらうためにはどうにか「強み」をひねり出さなければならないので、いろいろな方法を試してみました。

今回は「強み」が見つからないという悩みを抱えている方のために

  • 「強み」探しに役立つツール・サービス
  • 凡人が強みを見つける3Stepの自己分析

をご紹介します!

こんな方におすすめ

  • 「強み」が見つからない
  • アピールできるような実績がない
  • 転職活動初心者
  • 自分の強みが分からない…
  • 自己分析が苦手…

そのお悩み
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強みとは?

いきなり「あなたの強みは?」と聞かれても、どんなことを言えば分からない方もいると思います。

最初に、そもそも「強み」とは何なのか、そして「強み」を通して面接官は何を評価しているのかを説明します。

強みとは仕事で成果を出すスキル

強みとは、これまでの仕事を通じて身につけた、成果を出すために活かせるスキルのことです。

例として、職種や業界に関する専門知識や課題解決力、マネジメント力などが挙げられます。

面接で聞かれたときは、仕事に関するエピソードと一緒に伝えられると説得力があり、良いアピールになります。

ちなみに、転職活動では「長所」もよく聞かれます。

「強み」と「長所」は似ているので、どう答えれば良いか迷ってしまいますよね。

2つの違いを簡単に言うとこのような感じです。

  • 強み・・・仕事で活かせるスキル
  • 長所・・・性格や人柄などの優れたところ

長所は仕事との関係あるなしに関わらず、その人がもともと持っている優れた資質のことです。

具体的には、「好奇心が旺盛」「協調性がある」などが挙げられますね。

面接でしっかりアピールできるよう「強み」と「長所」の違いは押さえておきましょう!

「強み」を聞かれる理由

転職活動で強みを聞かれる理由は、応募者が入社後に活躍できる人材であるかを判断するためです。

応募者の持つ経験やスキルが自社でも活かせるのか、求めている人材とマッチするかを見極めているのです。

さらに、応募者の人物像を知ることや、自己分析を正しくできているかを確認するという目的もあります。

強みが見つけられない理由

「自分なんて大したことない」

「自分よりもすごい人はたくさんいる」

「評価されるような実績を持ってない」

強みが見つけられない、という皆さんはこんな風に思っていませんか?

「強み」と言われると、他の人よりも優れているところを探さなきゃ、と思うかもしれませんがそんなことはありません。

自分の中で「これはちょっとできるぞ」と思う程度のことで大丈夫なんです。

むしろ自分が当たり前にできていることこそ、強みになり得るのです!

いくら自分の周りにもっとすごい人がいても関係ありません。

だって、面接官はあなたの周りのすごい人とあなたを比べるわけではありませんから。

他人と比べたら大したことなくたって、自分の中でちょっと得意・できると思えることを探せばOKです!

また、「営業成績1位!」みたいな華々しい実績も必要ありません。

仕事をしてきた中で自分が成長したことや身につけたスキルがあれば、それが立派な「強み」になります。

強みを見つける方法

いきなり「強み」を探せって言われても、全然思い浮かばない!
何かヒントが欲しい!

こんな方のために、強みを見つけるのに役立つツールや方法をご紹介します!

やってみると、自分では意外な強みが見つかるかも…?

りと

診断ツールを利用する

最初の方法は、強みを見つけるための診断ツールの利用です。

強み診断は転職サイトなどによくあり、心理テスト感覚で無料で気軽に受けることができます。

診断結果に合わせて向いている仕事を教えてくれるものもあるので、思ってもみなかった選択肢が見つかるかもしれません!

転職活動中、暇な時間にポチポチやっていました。
意外な結果が出ることもあって面白かったよ!

りと

強み診断が受けられるサービスをいくつかご紹介します。どれも無料で利用できるのでぜひ試してみてください。
※利用には会員登録が必要な場合があります

dodaは大手転職エージェントですが、診断コンテンツがとても豊富です。

強みを見つけるためのキャリアタイプ診断に加えて、年収査定や適職診断などもあるので色々と受けてみると面白いし参考になりますよ!

リクナビネクストのグッドポイント診断は、業界大手のリクルートが持つノウハウを活かして開発された本格診断サービスです。

約30分で18種類の中から5つの強みを診断してくれます。

さらに、診断結果はリクナビネクストでの応募時にそのまま添付できるので、企業へのアピールに直結します!

ストレングス・ファインダー

続いての方法は「ストレングス・ファインダー」です。

ストレングスファインダーとは米国ギャラップ社が開発した「才能診断」ツールです。

Web上で177個の質問に答えることで自分の才能を導き出してくれます。

ストレングスファインダーでは34の資質のうち、トップ5の強み資質を診断してくれます。

公式サイトによると、同じ5つの資質を持つ人はなんと3300万人に1人なんだとか!

先ほどの転職サイトの診断ツールと違い有料ではありますが、精度が高く信頼性があるため世界中で活用されています。

先ほどの無料診断では物足りない、もっと本格的に自分の強みを診断したいという方におすすめです!

私が受けた結果は、1.学習欲、2.内省、3.収集心、4.調和心、5.適応性だったよ

りと

診断を受けるためのアクセスコードはギャラップ社のサイトでも購入できますが、個人的には解説本がついてくる書籍購入がおすすめです!

人に聞いてみる

自分の強みは何か、他の人に聞いてみるというのも良い方法です。

家族や友達など、近しい人に「私の強みって何だと思う?」と聞いてみると、自分では思ってもみなかった回答が返ってくることがあります。

自分では当たり前だと思っていたことが、周りからは「すごい!」と思われていることもあるので客観的な意見を聞くことは大切です。

無意識にできているから自分では「強み」に気づかないってパターン、結構あるよ!

りと

もし知り合いには聞きづらい、という場合はプロに相談できるサービスを利用してみましょう!

強みについて相談できるサービスには、転職エージェントやキャリア相談サービスがあります。

  • 転職エージェント

転職エージェントというと求人を紹介してくれるというイメージが強いですが、強みがわからないなど転職にまつわる様々な悩みの相談にも乗ってくれます。

利用は基本的に無料で、登録するとプロのキャリアアドバイザーからアドバイスを受けられます。

おすすめの転職エージェントはこちらの記事でご紹介しています。

あわせて読みたい
  • POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)

キャリア相談で圧倒的におすすめなのがポジウィルキャリアです!

ポジウィルキャリアは転職エージェントではなく、キャリアのパーソナルトレーニングを受けられるサービスです。

転職サイトや転職エージェントだけでは解決し切れない、キャリアの軸や強みを明確することで理想の働き方や生き方を見つけるサポートをしてもらえます。

強みだけでなく、転職活動やキャリア全般に漠然と不安がある、という方にぜひ利用してみてほしいです!

本格的なトレーニングは有料ですが、初回面談は無料で受けられます。

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りと

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自己分析

最後にご紹介する強みを見つける方法は「自己分析」です。

自己分析は強みを見つけるために必要不可欠!

りと

これまでの仕事内容を振り返って棚卸し、深堀りをしていくことで強みを探していきます。

ここからは、強みを見つけるための自己分析の具体的なやり方を解説していきます!

【3Step】強みを見つける自己分析

強みを見つけるための自己分析として「キャリアの棚卸し」をしてみましょう◎

キャリアの棚卸しとは、これまでの仕事内容を客観的に振り返り、経験や身についたスキルを言語化していく作業のこと。

これによって、当たり前にやっていた業務から思わぬ強みを見つけたり、知らぬ間に身についていたスキルに気づいたりすることができます。

それでは早速、強みを見つけるキャリアの棚卸しの方法をご紹介します!

3ステップでできるので、紙とペンを用意してやってみてください!

元薬局薬剤師の私の実例と一緒に解説していくよ!

りと

step
1
仕事内容を書き出す

まず最初に、これまで自分がしていた業務内容をすべて書き出してください。

どんな小さいことでも、思いつく限り箇条書きにしていきます。

強みとは関係なさそう、ということでもOKです!

私が実際にやってみたらこんな感じになりました。
※一部抜粋

りと

元薬剤師・りとの場合

  • 総合病院の門前薬局で薬剤師として勤務
  • 処方箋は1日150枚くらい。診療科は内科、整形外科、耳鼻科など幅広く。生活習慣病患者が多め。
  • 調剤:処方箋に従って薬を取りそろえる
  • 鑑査:調剤にミスがないか確認する。処方内容が適切かチェックする。
  • 服薬指導:患者さんに薬の説明をする。悩みを聞いたり相談に乗ることも。
  • リクルーター:新卒採用の補助。インターンシップの運営サポートや学生さんの相談を受ける。

うまくできない!という人は、1日の仕事の流れを順に書き出していくとやりやすいですよ

りと

step
2
仕事で意識していたこと・身に着いたことを考える

次に、先ほど書き出した業務を行うときに意識していたことや工夫していたことを考えてみてください。

また、初めは上手くできなかったり時間がかかったりしたけれど、だんだんできるようになったことも挙げてみましょう。

初めと比べてどんなスキルが身についたことでうまく出来るようになったのか、できるようになるために実践したことも一緒に考えてみてください。

こんなの誰でもやってるよって思うことでも大丈夫。
当たり前の中にこそ強みのヒントが潜んでいるよ。

りと

元薬剤師・りとの場合

  • 調剤、鑑査:薬を間違えて取ったり、調剤ミスを見逃したりしないよう注意している
    ⇒似た名前の薬の取り間違い防止のために棚に注意の札をつけた(工夫)
  • 服薬指導:患者さんの悩みや不安をしっかり聞き取るように意識している。専門用語を使わずわかりやすい説明を心掛けた。
  • リクルーター:学生さんの就職に対する希望や不安を聞き取り、それに合わせた自社の魅力をアピール。話しやすい雰囲気。
  • 業務全体:初めよりこなせる業務量が増えた。1人薬剤師でも業務が回せるようになった。
    ⇒どうすれば1番効率が良いか頭の中で動きを組み立てられるようになった。
     自分が何をすれば業務がスムーズに回るかわかるようになった。

我ながら当たり前のことしか言ってないけど、これでもOK!

りと

step
3
経験・スキルを抽象化する

ここまでで、自分のできること・成長したことが見えてきたと思います。

でも、このままだと「前職と同じ職種じゃないと活かせないよ!」って感じですよね?

そのため最後に、経験やスキルを抽象化して汎用性の高い強みへと変換していきます。

文章だとわかりづらいと思うので、具体例を参考にしてみてください。

ここまで来たらあともう一歩!

りと

元薬剤師・りとの場合

  • 薬を間違えて取ったり、調剤ミスを見逃したりしないよう注意している
    正確さを求められる作業ができる。注意力・集中力がある。
  • 似た名前の薬の取り間違い防止のために棚に注意の札をつけた
    課題を見つけ改善策を考える力
  • 患者さんの悩みや不安をしっかり聞き取るように意識している
    傾聴力、コミュニケーション力
  • 学生さんの就職に対する希望や不安を聞き取り、それに合わせた自社の魅力をアピール
    相手のニーズをくみ取り適切な情報提供ができる
  • どうすれば1番効率が良いか頭の中で動きを組み立てられるようになった。
    自分が何をすれば業務がスムーズに回るかわかるようになった。
    周りの状況から自分のやるべきことを判断し行動できる

このような感じです。

それっぽい強みになったと思いませんか?(笑)

普段当たり前にやっていることの中から誰でも強みを見つける方法ですので、ぜひお試しください!

今回は強みが見つからない方に向けて、凡人でもできる強み発見法をお伝えしました。

強みを見つける方法としてご紹介したのはこの4つです!

  • 無料の診断ツール
  • 人に相談する
  • ストレングスファインダー
  • 自己分析

そして、強みを見つける自己分析として「キャリアの棚卸」の方法を解説しました。

簡単な流れ

  • 仕事内容を書き出す
  • 仕事で意識していたこと・身に着いたことを考える
  • 経験・スキルを抽象化する

強みが見つからなくて困っている方はぜひ参考にしてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

りと

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